月と火星の接近(4/17)
今日は約1ヶ月ぶりに天文カテゴリーの記事です。
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4月17日に月と火星の大接近がありました。
今回の現象は日本で夜に見られるものとしては、2021年で最も月と火星が近づきました。
※今回の記事で出てくる焦点距離はすべて35mm版換算です。
焦点距離:88mm
まずは少し広角で撮影しました。
月の上、月の直径2個分ぐらいのところに少し赤っぽい火星があります。
明るさは1.5等級(1.5等星)です。
焦点距離:88mm
上の写真より明るめの設定にしました。
この日は明け方から午後にかけて雨で、撮影できるかが心配でしたが、夕方になると晴れてきて撮影できました。
この写真でも少し雲が写っています。
焦点距離:320mm
大きく望遠しました。
月の明るい部分が薄雲でぼやけています。
火星の右上にある青っぽい色のもやは、月の強い光がレンズの中で反射してできたもので、カメラ用語で「ゴースト」と言います。
焦点距離:320mm
少し暗めに設定しました。
月の暗い側が弱く光っているのは、地球に反射した太陽の光が月を照らす現象で、地球照と言います。
焦点距離:320mm
雲がかかり初めました。
焦点距離:320mm
周りに雲がある月と火星も綺麗です。
この後はどんどん雲が濃くなっていったので、月と火星が見えたのはこの1回だけでした。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
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