土星(8/27)

この記事はこのブログの600本目です。

8月27日は最高気温が29.8℃で、39日ぶりに30℃を下回りました。

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今年も土星を撮影しました。

 

土星は8月15日に太陽の反対側に来て(一晩中見える)、観測の適期になっていましたが、その頃は曇りが多かったので、少し遅れての撮影になりました。

 

焦点距離:320mm(35ミリ判換算、以下同)

写真中央の明るい星が土星です。

土星の明るさは8月下旬だと0.3等級(1等星より明るい)で、肉眼でもすぐにそれと分かります。

焦点距離:3000mm

望遠レンズが付いたカメラで一気にズームしました。

中央少し上にある、明るい楕円形の天体が土星です。

土星の左側に、最大の衛星であるタイタンらしき天体が写っていますが、断言は出来ません。

焦点距離:3000mm

シャッタースピードを遅く設定して、土星本体に明るさを合わせました。

本当はもっと倍率が必要ですが、一応、輪が写っています。

焦点距離:3000mm+デジタルズーム2.0倍

最大光学ズームから、さらにデジタルズームしました。

こちらの方が輪がはっきり見えます。

焦点距離:3000mm+デジタルズーム4.0倍

左:2020年8月3日、中央、2021年7月13日、右:2022年8月27日撮影

土星の撮影を始めてから、同じカメラと同じ倍率で撮影した、3年間の写真です。

クリックして拡大すると分かると思いますが、徐々に輪の傾きが変化しています。

これは、土星の公転で、地球から見た傾きが変化したことによるものです(詳しくは、先ほどリンクしたページの中ほどを見てください)。

ここ数年は輪の傾きが少なくなって来ていて、2025年には輪を真横から見ることになり、見かけ上は一時的に輪が見えなくなるそうです。

 

3枚並べた写真は小さかったので、下に1枚ずつ3年間の写真を載せておきます。

 

2020年8月3日

2021年7月13日

2022年8月27日

 

次に見やすくなるのは木星で、こちらは9月下旬に太陽の反対側に来て、観測の適期を迎えます。

 

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

スターは一人あたり5個までにしてください。

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