2022年天文まとめ
この記事は予約投稿です。
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2022年もいよいよ残り2日となりました。
今回は2022年の天文現象を振り返ります。
2021年版:2021年天文まとめ
まず、1月4日に月と水星の接近がありましたが、これは天気が悪かったので見ることが出来ませんでした。
(画像はクリックすると拡大します)
その後、1月13日には水星と土星の接近がありました。
左は撮影したそのままの写真、右は天体の名前を入れたものです。
この時は天気も良く、少し珍しい組み合わせの接近を見ることが出来ました。
4月下旬から5月上旬には、水星とプレアデス星団の接近がありました。
最接近の4月30日は、雲の向こうに隠れて見ることが出来ませんでしたが、5月3日に少し離れた状態で見ることが出来ました。
左上に水星があり、右下に微かにプレアデス星団が写っています。
また、5月2日にはこの2つに月が加わった3天体の接近がありましたが、これは天気が悪く見ることは出来ませんでした。
7月21日の深夜(22日午前1時頃)には、月と火星の接近がありました。
この少し前には、月に火星が隠される火星食があり、接近はその後に起こったものです。
火星食は、高度が低かったのと天気が悪かったので見ることは出来ませんでした。
この日は雨の後で雲が多く、この写真は雲が切れた瞬間になんとか撮影したものです。
8月には土星が見頃となり、今年も輪を見ることが出来ました。
今年は、中秋の名月の日がちょうど満月だったので、真ん丸な月が見られました。
9月下旬、今度は木星が見頃となり、今年もガリレオ衛星を見ることが出来ました。
10月8日は十三夜(後の月)でした。
十三夜の月を意識して見たのは初めてです。
11月8日には、日本で見られるものとしては約3年ぶりの皆既月食がありました。
こちらは、高画質で撮った写真をトリミングしたものです。
今回の月食は皆既食の継続時間が長く、赤い月をたっぷり見ることが出来ました。
およそ10分おきに撮影した、月が欠け始めてから皆既食の直前までの様子です。
同じように撮影した、皆既食が終わった直後から欠け終わりまでの様子です。
今回の月食では天気が良く、食の始まりから終わりまでの全てを見ることが出来ました。
そして、この月食では、天王星が月に隠される天王星食も同時に起こりました。
この3枚は月が天王星に近づいていく様子で、左上から、月に隠される66分前、10分前、直前に撮影しました。
この3枚は、左上から、天王星が月に隠される直前、隠される瞬間、隠されて見えなくなった後の様子です。
天王星が月の縁から出現する頃には月の明るさが元に戻り始めていましたが、月の縁から出て来る様子をなんとか撮影出来ました。
皆既月食中に惑星食が起こったのは数百年ぶりで、次に起こるのも数百年後と言う、非常に珍しい現象でした。
これが間違いなく2022年一番の天文現象だったと思います。
12月29日には、水星と金星の接近と、月と木星の接近が同時に起こりましたが、曇りだったので見ることは出来ませんでした。
2022年は夕方に起こった天文現象が少ない年でしたが、数百年に一度の現象などを見ることが出来ました。
2023年には、1月23日に起こる月と金星と土星の接近や、3月2日に起こる金星と木星の接近などの現象があります。
来年は夕方に起こる天文現象が多いので、撮影出来たらこのブログに投稿する予定です。
明日は2022年家庭菜園まとめを投稿します。
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