種子ジャガイモの掘り上げ&トマトの収穫(7/25)

種から育てているジャガイモを掘りました。

 

掘った時の様子を紹介する前に、これまでの写真と記事を振り返ります。

植物を種から育てるには種が必要ですが、ジャガイモは普通、種イモから育てるので種子は販売されていません。

今年の栽培に使った種は、去年の春に偶然生ったジャガイモの実から採種しました。

最初に実を見つけたのは2021年5月17日で、この写真は6月15日のものです。

5個あった実は6月17日から26日に落下し、その内3個から種を採りました。

採った種は適期が来るまで保管しておき、2022年2月26日に蒔きました。

3個の実から採った種はそれぞれ別の封筒に入れておきましたが、蒔いたのは

一番熟していた実の種です。

発芽率は予想より高く、蒔いた種の大部分が3月上旬から中旬に発芽しました。

この写真は3月18日のものです。

4月25日には、成長の良い株をポットに植え替えました。

この写真は成長が進んだ5月16日のものです。

そして、5月24日には2株をプランターに定植しました。

その後はさらに成長し、ピークはこの写真を撮った6月22日頃でした。

今はこんな感じになっています。

地上部は完全に枯れて、乾いた茎が少し残るだけです。

本当はもう少し早く掘る予定でしたが、雨が多かったので遅くなりました。

 

それでは掘って行きますが、種からジャガイモを育てたのは初めてなので、イモがあるかは分かりません。

去年実が生ったのはイモの皮が赤い品種(西海31号)で、今年栽培している時も株の先端が赤かったので、イモがあるとすれば皮は赤いと思います。

成長が良かった右側の株から掘ってみましょう。

いきなりイモが出て来ました。

予想通り皮は赤色です。

サイズはかなり小さいですが、しっかり成熟しています。

またイモが出て来ました。

予想通り、イモがあるのは地面近くです。

次は左側の株を掘ります。

こちらからもイモが出て来ました。

この株のイモは先ほどより小ぶりです。

まだ株と繋がっているイモもありました。

イモから栽培した時と同じで、地中の茎からストロンが出て、その先にイモが出来るようです。

イモの数は、左の株が10個、右の株が3個でした。

左の株のイモはどれも小さかったので、見逃しがあるかもしれません。

持って帰って来ました。

左の株と右の株で、明らかに色が違います。

今回は種から育てているので、株によって性質が違うことは予想出来ますが、ここまではっきりと違うのには驚きました。

普通のイモから育てるジャガイモは受粉の工程が無いので、収穫したイモの遺伝子は種イモと同じです。

メジャーを当てましした。

左の株はイモが小さくて数が多く、右の株はイモが大きくて数が少ないです。

この違いは株の性質が影響しているかもしれませんが、生育状況が関係している可能性もあるので、何とも言えません。

長さは、一番大きいイモでも3cm弱です。

株ごとの重さは、左の株が11.5g、

右の株が12.8gでした。

これは、種イモから育てた時と比べると10分の1ぐらいの重さです。

一番大きいイモは5.4gでした。

 

種からジャガイモを育てたのは初めてでしたが、それにしては良く出来たと思います。

今回掘り上げたイモは、株ごとに袋を分けて冷蔵庫の野菜室に入れておきました。

カビが生えたりしなければ、9月にこのイモを植えてまた栽培します。

 

トマトを収穫しました。

3つに分かれた房はこんな感じです。

この房は、雨が降っていないのに実が割れる現象が続いています。

今日は3つに分かれた房の上にある房の収穫が始まりました。

段数で言うと6段目で、この株の一番上にあります。

この房は高いところにあるので、上手く写真が撮れません。

この房の実も割れていますが、ゼリー質まで達していないので大丈夫です。

房どり予定のコンフェットは色づきが進んでいますが、7月26日から28日は雨の予報なので割れるかもしれません。

7月25日は13個収穫しました。

 

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

スターは一人あたり5個までにしてください。

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